秋篠寺(あきしのでら)

秋篠寺にやって来ました。

木漏れ日と、苔の緑の色彩が、細かく視覚に写って、まるで印象派の絵のような風景でした。

ここから先は、拝観料が500円です。

ここが、本堂です。

日本で唯一、伎芸天(ぎげいてん)の仏像が祀られています。

技芸天とは、弁財天の別名で、大自在天(シヴァ)の髪際から生まれたとされます。

西洋のゼウスの頭から生まれたフクロウがシンボルのアテネと同じ神様です。

仏教では、如来が一番、格が上で、天は、ヒンズー教の神様の為、格が一番、下だということですが、伎芸天の原点は、イシュタルというシュメルの神様で、仏教の世界を超えて、世界中で信仰された神様です。

そう考えると、どちらが上で、どちらが下なのかは、私には分りません。

このお寺には、大元師明王(たいげんみょうおう)という秘仏があるそうです。

写真で見ると、体中に蛇が捲きついた姿で、コブラを体に捲きつけたヒンズー教のシヴァとそっくりです。

大自在天も、帝釈天も、シヴァも、結局、シュメルの蛇のタンムーズが原点になります。

残念ながら本堂の中は、写真撮影が禁止でした。

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