廣田神社(ひろたじんじゃ)

今日は、仕事で、西宮阪神さんに来ていて、廣田神社に来ました。

この神社は、西宮と呼ばれていて、それが地名になったそうです。

この神社の御祭神は、天照大神の荒御魂(あらみたま)だと言われます。

神道では、大きく分けて、神様には、おだやかな和御魂(にぎみたま)と、激しい荒御魂(あらみたま)の2つの側面があると言います。

この2つは、同じ神様の別の側面だということです。

天照大神の荒御魂は、瀬織津姫(せおりつひめ)と言い、伊勢神宮の内宮の別宮「荒祭宮」にも祀られています。

白山比咩大神(しらやまひめおおかみ)や、菊理媛尊(くくりひめのみこと)という別名もあり、市杵嶋姫(いちきしまひめ)「弁財天」と同一の神様だとも言われています。

瀬織津姫(せおりつひめ)は、もともとは、白色をもっとも高貴な色だとする高句麗の女神様なので、神社全体が白い石で統一されていて綺麗です。

西宮神社は、えべっさん(ニギハヤヒ)を祀る「牽牛」=「蛇」の神社です。

廣田神社は、瀬織津姫(イチキシマヒメ)を祀る「織姫」=「亀」の神社です。

六甲山にある六甲山神社の御祭神が、白山比咩神(しらやまひめおおかみ)で、六甲という名前は、中国星座の六甲星という六角形の亀甲の形をした星から来ています。

この六甲星は、神戸(しんこ)とも言い、神様が出入りをする港を意味しました。

ここから、神戸という地名が出来ました。

天照大神の荒御魂が御祭神なので、菊の紋です。

菊理姫(くくりひめ)は、『日本書紀』の一書に一度だけ登場する女神で、死んだイザナミ(織姫)と、生きたイザナギ(牽牛)の仲を取り持った神様で、シャーマン(呪術)により、あの世と、この世の両方を行き来できる神様です。

女王「卑弥呼」のことであり、仏前に白い菊を供えるのは、死んだ人と、現世の人の心を仲介するという特別な意味があります。

シュメール神話のイシュタルと同一神だと、私は思います。

イシュタルには、「アンズー鳥」という獅子の顔をした鳥が仕えています。

中国では、「白虎」と呼ばれています。

阪神タイガースは、六甲と虎に縁があるようです。

朝鮮半島が、昔、扶余族という民族の王様の子供が、兄弟で、高句麗と百済をそれぞれ治めました。

高句麗は、「白虎」(イシュタル)を信仰する国で、百済は「青龍」(ドゥムジ)を信仰する国でした。

しかし、唐と新羅の連合軍によって、この2国は滅び、大量の移民が日本にやって来ました。

この菊理姫(くくりひめ)も、高句麗姫(こうくりひめ)で、こっくりさんは、この民族が得意としたシャーマニズムから来ています。

白狐=白狼=白獅子=白虎=白馬のようです。

みんな「狛」(駒)と呼ばれます。

 

 

昔は、廣田神社と、西宮神社は、港の対岸にあったみたいです。

そろそろ帰りましょう。

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